◇“ Be “ or “ To be “
 本HPにはちひろ氏の考えや意見が沢山書かれるが,それらはちひろ氏が今思った[ている]ことである.ここでその内容の分類について言及してみよう.
 ある思考内容への関わり方の違いに着目して,大きく2種類に分けることができる.その一方は「その思考内容に賛成し,内面化している」もの,他方は「その思考内容を是とするが細微な想像が伴わず内面化に至っていない」もの.単語にまとめてしまえば,
 1.事実認知的言明
 2.行為遂行的言明
の2種類があるということ.
 この表現は他所から拝借していて元の意味と少し違うのだけれど,1でいう「事実」は世の中の出来事や現象を指すのではなく,ちひろ氏個人の主体的な認識が付された対象を指している.もちろんそれは時間に対して不定形である.それに対し,1の認識を得るべくちひろ氏の脳内でこねくり回そうと顕在意識下に置いた思考内容が2である.
 元をたどれば1もそうだが,2の方がより「ある他者の考え」がほぼ原型を留めていると言うこともできる.本HPでちひろ氏が思考を綴るにおいて,1にせよ2にせよ記憶のある限り
その出典を付すことが重要だと考えている.時間とともに形を変えていく思考の断片は,書き散らすだけでは連関が見えず,特に他者が見るにおいて各々の思考内容の把握以前の体力消耗を引き起こすことになる.思考の断片に対して参照項を示すことができれば,その内容の生成変化の過程を見ることができるし(ちひろ氏は今のところこれを本HPのメイントピックにしようと目論んでいる),参照項どうしの関係も整理しておけばちひろ氏の思考の底流を掴むことも可能となる.参照項(それは著者であったり諸著作であったりする)の関連整理にはマインドマップを利用する予定である. 11.08.12

Mindmap for C’s Mentors


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